サーバーとの通信 : サーバーにメールを残す
    メールを受信した後も、他のメーラーで取得したり、バックアップ用途のために、サーバーにメールを残したいときがあります。ここではサーバーにメールを残しながら使うための機能について説明します。

    ■POPサーバーの「詳細設定」
    アカウント設定の「POPサーバー」には、さらに「詳細設定」が用意されています。

    「詳細設定」を開くと、ARENAでメールをサーバーにどのように残しながら使うのかを細かく指定することができます。

    ・普通のメール
    ARENAでは、一般のメール(普通のメール)と、PostPetのペット付きメールを区別して取り扱います。

    普通のメールは、以下の3つの状態で取り扱えます。

    ・サーバーにメールを残さない(メールを受信したらすぐに消します)
    ・受信後もサーバーに残す(POPをマウントして消したり、他のメーラーで消すまでずっとサーバーに残ります)
    ・受信後 [ ] 日残す(受信してから指定日数サーバーに残して、それが過ぎた後のサーバー接続時に消します)

    ・PostPetのペット付きメール
    ARENAをメインに、PostPetをサブに使っているような場合、ARENAでPostPetのペット付きメールを受信してメールをサーバーから消してしまうと、「ペットが迷子になる」といったことが起きます。そこでARENAでは、PostPetのペット付きメールを特別扱いして、普通のメールとは違う設定でサーバーに残すことができます。

    PostPetのペット付きメールは、以下の3つの状態で取り扱えます。

    ・普通のメールと同じ(普通のメールと同じように取り扱います)
    ・受信後もサーバーに残す(POPをマウントして消したり、他のメーラーで消すまでずっとサーバーに残ります)
    ・受信後 [ ] 日残す(受信してから指定日数サーバーに残して、それが過ぎた後のサーバー接続時に消します)

    ・メールのスキップ
    とても大きなメールが来たとき、とりあえずそれをスキップして他のメールを優先的に受信したいときがあります。そのような時には、「 [ ] KB以上なら20行受信して残す」を指定してください。

    この設定によってスキップされたメールには、メール本文にその旨が記載されて保存されます。

    例)このメールは、読み飛ばされたメールです。元のサイズは46kバイトでした。

    スキップされたメールはサーバーに残っていますから、POPサーバーをマウントして「選択受信」してください。または、この設定自体を変更して(オフにするか制限をゆるくする)再度受信すれば全体を受信することができます。

    選択受信に関しては、「POPのマウント」のページをご参照ください。


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